歯ぐきが下がるのは年齢が直接的な原因ではありません。
▽歯茎が下がる主な原因
①歯周病
進行すると骨(歯槽骨)が溶けて、歯ぐきも下がってきます。
②オーバーブラッシング
間違った方法や強い力でブラッシングをすると、歯ぐきに負担がかかり、歯ぐきが下がってきます。
③歯ぎしりや食いしばり
歯に過度な力がかかると骨が溶けて歯ぐきが下がってくることがあります。
④歯並びが悪い
歯が磨きにくいため歯周病のリスクが高まります。
また、かみあわせが悪くなり、過度の力がかかりやすいので、歯ぐきがさがりやすくなります。
▽歯肉のタイプによってもリスクが違う
歯ぐきが下がった状態を歯肉退縮といいます。歯茎やその下にある骨(歯槽骨)の厚さによっては歯肉退縮になるリスクの度合いは違います。
実は日本人は骨も歯肉も薄いタイプが多く、歯肉退縮になりやすいといわれています。
▽歯ぐきを守るために
◆日頃からブラッシングと検診を受けましょう
◆歯磨きは力を抜いて優しく丁寧に
◆歯ぎしりや食いしばりは、マウスピースで対策しましょう
◆歯並びが悪い場合は矯正も考えてみてください
◆歯がしみる知覚過敏はすぐに歯科へ
◆歯の根っこが見えたら虫歯に注意してください
歯ぐきが下がる原因にはさまざまなことが考えられます。
自分で判断せずに、いつでもお気軽にご相談ください。
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