最近テレビやネットのニュースでもよく聞くようになったSDGsという言葉。
実際にどういった意味なのか、どういうことが含まれるかご存じでしょうか。
SDGsとはSustainable Development Goalsの略称で、日本語では「持続可能な開発目標」と訳されます。
17の目標とそれらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されています。
訳語だけではなかなかピンときませんが、
簡単にわかりやすくいうと「世界中にある環境問題・差別・貧困・人権問題といった課題を、世界のみんなで2030年までに解決していこう」という計画・目標のことです。
この目標の達成に向けて全世界の国や自治体、大企業が取り組んでいますが私たちのような事業者や皆様ひとりひとりの意識もSDGs達成の大きな鍵を握っています。
私たち医療法人八八会 ながの歯科でも「地域の皆さんの笑顔のために」というモットーとともにこの世界共通の目標の達成に取り組んでいます。
あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する
現在では口腔内環境が様々な感染症や全身疾患とかかわりがあることがわかっています。
歯周病は糖尿病、高血圧をはじめとして脳卒中などの脳血管疾患、心筋梗塞などの心疾患などを引き起こしたり増悪することがわかっています。
またアルツハイマー型認知症の原因であるアミロイドβの生成・蓄積を歯周病が促進することも分かってきました。
歯の本数が少なくなると認知症や転倒のリスクが上がりますが、入れ歯などで口の機能が維持できているとリスクを下げることができます。
口腔内環境が悪いと口の中の免疫機能が落ち、風邪やインフルエンザ、大流行したコロナウイルスなどの感染症にも罹りやすくなります。
妊婦さんが歯周病に罹患している場合、低体重児出生と早産の危険度が高くなります。
このほかにも様々な関連がわかってきていますが
お口の中の健康が元気で健康に長生きすることにつながります。
ながの歯科では口腔ケアや歯科治療を通して皆様の健康維持をサポートしていきます。
また虫歯の治療はもちろんのこと予防歯科にも力を入れており、歯の磨き方の指導やお子様の虫歯予防のフッ素塗布、歯の生え方や歯並びの相談も行っています。
バリアフリーになっているので車いすの方でも安心して来院することができます。
保育士がおりますので診療中の託児も受け付けております。
すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する
来院されて患者様には口腔ケアや治療を通してデンタルIQの向上に努めています。
講習会費用補助を行っており積極的な参加でスタッフのスキルアップを図っています。
歯科衛生士実習生の受け入れを行っており、臨床教育の機会の提供や指導・育成を行っております。
目標5.ジェンダー平等を実現しよう
ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る
歯科医院は衛生士さんをはじめ女性の多い職場ですが、ながの歯科では歴代の院長にも女性の方も多く、年齢・性別関係なく活躍しています。
育児休暇や産前・産後休暇もあり、家事や育児も仕事と同じように大切だと考えています。
目標6.安全な水とトイレを世界中に
すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する
ウォーターサーバー「花立花の水」を設置しており、天然温泉を原水とする無添加の水を提供しております。
ボトルはリターナブル方式で資源の無駄遣いを軽減できます。
目標.8働きがいも経済成長も
包括的かつ持続可能な経済成長およびすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用を促進する
完全週休2日制の導入と昇給や年2回のボーナス、社員旅行など働いているスタッフの働き甲斐向上に努めています。
定期的な労働時間の見直しも行っております。
また患者様にはご不便をおかけしますが9月からは平日の診療時間を1時間短縮して19時半までとしています。
目標12.つくる責任つかう責任
持続可能な生産消費形態を確保する
デジタルX線写真や電子カルテ、口腔内スキャナーなどの導入で紙資源や消耗品の削減に努めています。
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